私の暮らしと税金

 「こんにちは。どうぞ、いつも利用してくれてありがとう。」「こんにちは。ありがとうございます。」私は毎週こんな会話をおじさんとします。おじさんは私の住んでいるマンションから歩いて十分のところにある公民館のおじさんです。私は公民館の自習室をよく使わせていただいています。公民館の自習室は大人の方や高校生の方が多いので最初は入りづらかったのですが、受付の前でうろうろしていた私におじさんは声をかけてくださり、「自習室の方かな。ここに記入してから上に。」と説明してくれました。私は、「いえ、ちがいます。」とも言えないのでその日自習室に行きました。そうしたらとても勉強がはかどり、部活のない日や夏休みの間もよく利用するようになりました。週に数回は顔を合わせる公民館のおじさんとはすっかり顔見知りになりました。

 そして今回のこの「税に関する作文」を書くにあたって知ったこと、気づいたことがあります。私が毎週のように利用させていただいているこの公民館が税金で建てられたこと、おじさんのお給料は税金で払われていること。私は今回このことに気づき税金に対する考え方が変わりました。「私が使わせていただいている自習室はすべて税金で・・・。」今までの税金に対する考え方は「消費税等があって物価が上がり買い物のしづらくなるなぁ。」など不満ばかりでした。「税金がなければ」と思ったことは何度もありました。でも税金というものがなかったらこの自習室もないんだと気がつきました。自分の部屋がなく年の近い妹がいる私にとってこの自習室はゆいいつ自分が集中できるかけがえのない場所です。公民館が休館でこの自習室が利用できない時は図書館の勉強室を利用しています。どちらも公の施設であり税金によって支えられていることを改めて知りました。

 他にも私が生きてきた十三年間とてもお世話になった小学校、体育館、公園、病院も同じく税金で作られ管理されています。「税金がない生活なんてありえない!」と思いました。だからどんなに税金を払うことに不満があってもこれから先自分がそう思ってしまっても、もし税金がなかったらどうなるだろうと想像してみたいと思います。きっと不便で、文化的な生活はおくれないでしょう。

 これから消費税が上がったり、お年寄りが増え若い人たちが負担する税金が増えるかもしれません。しかし税金は自分たちの町や日本のどこかの人に役に立ちます。今回このことを改めて実感することができたのだから税金が上がることに不満を持つのはやめようと思いました。

 今、私達が当たり前のように穏やかで文化的な生活ができることに感謝し、より多くの国民が有効的に利用できるような税の仕組みを真剣に考えていかなくてはならないと思います。